腱鞘炎


- 手の付け根に痛みや腫れがある
- 手首を動かすと痛い
- 子どもを抱っこできない、生活に支障がある
- 仕事で手をつかうから早く治したい
- 力が入らず重いものがもてない
腱鞘炎とは?

腱鞘炎は、腱が通る腱鞘(腱を包む袋状の構造)が炎症を起こす病状で、特に手首や指、足首などの腱が多く集まる部位に多く見られます。
この炎症は、反復動作や過度な使用によって最も頻繁に引き起こされますが、怪我や疾患によって発生することもあります。
また、妊娠、出産中や更年期で女性ホルモンの分泌の変化によっても起こりやすくなると言われています。
スマホの長時間使用で、親指を酷使したことで、手首の痛みが起こることががあり、近年、この腱鞘炎に悩む方は増えています。
痛み・腫れにお困りの方へ

腱鞘炎で手首や指に痛みや腫れ、ほてりを感じる方は、なるべく早くお越しください。
状態により施術方法はかわりますが、炎症を抑える施術をおこないます
腱鞘炎の種類と原因
ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)

この症状は特に親指の腱鞘炎であり、スマートフォンの普及が原因で増加しています。
多くの人が片手でスマートフォンを持ち、長時間にわたって親指を使用して操作するために発生します。この行動は、親指の腱が手首の骨とその周囲の靭帯に挟まれてしまうことが原因で起こります。
このタイプの腱鞘炎は、特に50代と20代の女性に多く見られる疫学的傾向があります。
診断には、一般的にフィンケルシュタインテストが用いられます。このテストは、親指を他の4指で握り込んだ状態で手首を小指側に曲げる動作を行い、この時に手の甲側に痛みが増強されると陽性と判定されます。
このような腱鞘炎は、適切な休息、アイシング、手首や親指のサポートで改善が見込まれます。長時間のスマートフォン使用を避けることも重要です。
ばね指(弾撥指)

ばね指は「トリガーフィンガー」として知られる腱鞘炎の一種で、指の過剰な使用によって引き起こされます。具体的には、指の腱とその腱を包む腱鞘が擦れ合い、炎症が生じることで起こります。
この状態では、指を曲げ伸ばしする際に異常な抵抗を感じ、特に曲げる動作時に指が引っかかり、突然ポップと音を立てて動く「スナッピング」現象が発生します。この症状は親指、人差し指、中指の手のひら側で痛みを伴うことが一般的です。
トリガーフィンガーは、特定の指が特に使われる職業や活動に従事する人々に多く見られます。
治療方法には、休息、抗炎症薬、指のサポートやスプリントの使用、場合によっては注射や手術が含まれます。重要なのは、早期に適切な治療を受けることで、症状の悪化を防ぐことです。
六花鍼灸整骨院 小倉駅前店の腱鞘炎施術
痛みを早くとります
腱鞘炎の痛みに対しては、指を動かす筋肉と腱、腱鞘に対して「手技療法」や「はりきゅう治療」を行います。
また腱鞘炎の根本原因として姿勢不良があります。
肩甲骨から腕、前腕にかけての負担を減らすために姿勢矯正などをおすすめする場合があります。

